池田名誉会長著書
☆ 大いなる希望に生きよ ☆
アレクサンドロスの旅立ち
ギリシャ世界と東方オリエント世界の文化の融合を
もたらし、現在にいたるシルクロードの豊饒なる世界を
拓いたアレクサンドロス大王。
彼は、その青春を賭けたペルシャ遠征に出発するにさいし、
一切の財産を臣下のために分け与えたという。
はるばるペルシャ帝国を討つ長途の旅には、さまざまな
軍需品や食糧などを購入しなければならない。
そのためには莫大な資金が必要である。にもかかわらず、
彼は、いかなる将士でも抱くであろう妻子への気づかいを
断って出発できるように、愛蔵する宝物から領有する田畑
にいたるまで、一切の王室財産をほとんどすべて分配して
しまったのである。
不審に思った郡臣の一人ペルディッカスは尋ねた。
『王はいったい何を持って出発されるのですか・・・』
これに対しアレクサンドロスは、答えた。
『ただ一つ*希望*という宝を持てるのみ』
これを聞いたペルディッカスは、『ならば我々もそれを分け
て頂きましょう』と、自分に割り当てられた財産を辞退し、
また臣下の多くもそれにならったと伝えられている。
私の恩師である戸田城聖創価学会第二代会長は、
『人生には、希望がなくてはならない。いや、あらゆる人が
希望のなかに生きているのではなかろうか。
もし希望のない人生に生きている人がいるとすれば、
それは敗残者である』と、よく私ども青年に言われていた。
人は、ともすれば少しの失敗や障害に遭って希望を失い、
挫折していく。
厳しい現実を前に生き抜く力をなくしたり、他人を恨んだり、
悲嘆と愚痴の方向へと後退してしまいがちである。
しかし逆境にあっても希望を見失わない人は、必ず活路が
開け、深い人生の喜びが広がっていく。
『希望』ある人生は強い。『希望』なき人生は敗北へと通じて
いく。
『希望』は人生の力であり、心に美しき『夢』を持ち続けられ
る人は幸福である。
『希望』を持ち生きゆくことは、人類のみに与えられた特権
といってよい。
人間だけが希望という未来への『光』を自ら生み、
わが人生を創造することができる。
雪が降ったり、晴れたり。。。
気温が春らしい日もあったり・冬に逆もどりのような日もあったり
季節の変わりめは、羊蹄山周辺の雲の動きも忙しかった数日。。。
今朝はなんとなくゆったりした姿を見せてくれました。
画像をクリックすると拡大します。
お写真、これまたホントお見事ですね!!
by お茶屋 (2009-04-02 09:22)
こんにちは、
>『希望』を持ち生きゆくことは、人類のみに与えられた特権
といってよい<
良いことばですね。私も頑張ります。
by 吉之輔 (2009-04-04 14:46)
ご訪問&ナイス有り難う御座いました。
今後とも宜しく。
by 吉之輔 (2009-04-05 14:21)
お茶屋さま
ありがとうございます(^O^)
by rara (2009-04-09 10:51)
吉之輔さま
いつもご訪問くださってありがとうございますm(__)m
希望は持ち続けたいと・・
私も思います。
こちらこそ・・今後とも宜しくお願いいたします(^.^)
by rara (2009-04-09 10:54)