池田名誉会長著書
人間の幸せを考えるとき、最も大切になるのは、
心の満足、心の豊さである。
幸せを、財や地位、名誉などの外面的なもののなかに
求めるかぎり、永遠に心の満足は得られない。
富も地位も、求めれば限りがないからだ。
そして、その獲得に終始していれば、いつも心は
*飢餓の泥沼*から脱しきれない。
心を満たすには、自身の内に『歓喜の泉』 『感謝の泉』 を
持つことであろう。
麻鳥夫妻の生涯は、苦労に苦労を重ねてきた波乱の日々で
あったといってよい。
蓬は、ときにはそんな苦労に嫌気がさし、ついつい夫に愚痴を
こぼしてきた。 しかし、そうした自分を恥じ、桜を眺めながら、
ひそかに夫に詫びる。常盤をはじめ、権勢の犠牲となった
人々や、親子、兄弟で争い、骨肉相喰んできた人たちに比べ、
どれほど自分が幸せであったかと感じ、感謝の思いをいだいて
いたからである。
麻鳥も『これという楽しみも生活の安定も与えず、雑巾のように
使い古してしまった妻』(吉野雛の巻)に、自分についてきてくれた
妻に、礼や詫びを言いたいと思う。
この感謝と感謝の共鳴が、互いの心に、いたわりと幸福の楽を
奏でるのである。
いかなる困難や試練にさらされても、感謝を忘れぬ人には、
喜びがあり、幸せがあることを銘記したい。
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ひと雨ごとに寒くなりつつある、秋の頃の雨あがり
小さな枝の、ななかまど。
落ちそうで落ちない一枚の葉。
もうすっかり雪化粧をした羊蹄山に夕陽が。。。
晴れを予想した昨日の夕陽を反映するような朝陽。
少しずつ染まる羊蹄山に見とれていました。
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2008-11-29 00:39
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コメント(1)
いつも謙虚に感謝の気持ちを持つこと。
小さい頃、教えられた言葉は
今でも鮮明に残っています、
自分の原点でもあるように思います♪
by お茶屋 (2008-11-29 09:23)