池田名誉会長著書
菩薩は地獄の苦しみを味わうことよりも『利他の心』を忘れ去る
ことを恐れる。なぜならば、それは自らの存在意義を失うことを
意味するからだ。
菩薩と言っても、特別な人間を指すのではない。
どんな人間にも、本来、貴き『菩薩の心』が具わっている。
そう見るのが仏法の知見であり、生命観である。ゆえに、
すかなる宗教や文化を背景にした人であれ、他者のために献身
する人は、皆、『菩薩』なのだ。
他者に尽くすことは、誰にでもできる。
どんな境遇にあってもできる。
特別の肩書きも立場も、必要ない。
菩薩道とは、わかりやすく言えば『人を励ます生き方』である。
それも、自分が傷つかない高みから、人びとを励ますのではない。
自らも苦脳の真っ只中に飛びこみ、社会の汚濁に身をさらしなが
ら、それでもなお生命の輝きを放ち、人びとに勇気と希望を
贈っていく人生である。
その中でこそ、人間は、この世に生を受けた意味をつかみ、
尽きせぬ幸福と歓喜に満たされる。
自分中心の生き方から、他者に貢献する生き方への転換・・・。
これこそが『人間革命』だ。
奥入瀬の流れの付近も印象的でした
離れたところからの、ちょうしの滝です↓
枯れた色の中を流れる風景は、何ともいえないものがありました。
2008-11-21 16:44
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コメント(3)
はじめまして。
人が生きる上で大切なことが、わかりやすくまとめられた文章に、いろいろ思うことがありました。
写真も、素敵ですね。
またゆっくり訪問させていただき、前記事も読ませていただきたいと思います。
by やっぴー (2008-11-22 12:29)
やっぴーさま
拙いブログですが、ぜひまたお越しくださいませ。
毎日の更新ではありませんが。。。m(__)m
by rara (2008-11-25 12:41)
でも・・・爺は菩薩にはなりきれないな~・・・
クリスマスにはクリスチャンになっちゃうし・・・笑
奥入瀬の清流のように清く美しくなりたいですね。
by 旅爺さん (2008-11-26 06:15)